恒例沖縄訪問 2014

   7月14日(月)〜17日(木)

恒例、年に一度の嘉手納・普天間基地訪問をして来ました。台風一過の沖縄は晴天続きで、一度もスコールに降られる事も無く、最高の天気に恵まれました。しかし、今回は未だかって経験した事の無いフライトの少なさでした。
従来は、朝6時頃から電子偵察系のミッションフライトや訓練が開始されていたと思うのですが、今回は遭遇せず。
NAVY系の哨戒機は、P3系が10機とP8系が6機視認で来ているのですが、これもパラパラとしか飛ばない状況を、地元の方々も理由が分からないとの事。道の駅で時間だけが過ぎて行く毎日を送る事と成りました。
今回は、一言で言うと ”ツキに見放された訪沖縄” と言う感じで、羽田での搭乗予定便が機材不足で、出発予定時刻が突然に大幅変更と成った事や、嘉手納に着いて直ぐに厚木マニアの間でも有名な ”ツキの無い人No.1のWさん” に会ってしまう等、先行きが不安となる出来事が当初から起きていました。

余りのフライトの無さの為、嘉手納を諦めて普天間に移動、ヘリやオスプレイを追いかけ回りました。
火曜日には、普天間基地に配備のKC-130”相撲”部隊が、沖縄基地負担軽減の措置として、岩国基地に移駐するセレモニーがあり、これから8月末に向けて暫時移動を完了する予定です。基地機能の縮小で県民雇用や国防の機能減退、そして国からの投資が減るわけですが、沖縄大丈夫でしょうかねー??
宮崎の友人が嘉手納基地見学を事前にセットアップしてくれて、訪沖4名で基地内をエスコートで見学して回りました。
写真撮影は禁止で画像は有りませんが、高台に有る”ハブヒル”のレストランから眺める基地全体で、刈取り中の芝生の緑と青空と白い雲のコントラストが印象的でした。また、居住区は丘陵地帯に有り、アップダウンのある道路の脇に芝生に囲まれた海の見えるベランダ付き住宅が立ち並んでいました。この抜群の環境が素晴らしかったです。


嘉手納基地





前UDP展開のVP-16 Eaglesから引き継いだ機体は、お化粧直しの最中でした。本土から来た機体のマークと嘉手納でいれたマークは、若干の違いが有ります。





フライトラインに6機のポセイドンが見えますが、飛んでくれたのは初日の#436と#438が1回、それに#431が数回でした。




P3、EP3 10機の列線は壮観ですが、こちらもフライトは少なく、毎日甲羅干しをしていました。

下から煽るP3Cチョコバー、悪くないです。吊るし物の巨大さが良く分かります。












前回は早朝の離陸で夕刻遅くのミッションの為、撮る事が出来ませんでしたが、今回やっと一度だけ飛んでくれました。










期間中、お目にかかる事の少なかった先の尖がったジェット機。岩国から飛来してローカルを1回行ってくれました。
離着陸は、高く時間帯もトップで良くなかったです。







普天間基地


本命嘉手納のフライトが少ない事も有り、お隣りの普天間基地に何度も出かける事に成りました。普天間基地での撮影画像はメジャーでは無い様で、余り見たことが有りませんが、探して見ると撮影可能なポイントがある事が分かって来ました。


地元の関東ではオスプレイの初飛来と言う事で、14日・18日に厚木、19日・21日に横田へ飛来しました。報道・マニア・反対の団体・野次馬で、それぞれのエンドは盛り上がったようです。





タワーパターンのアプローチ&ゴーを何度も繰り返してくれました。







訓練域へ元気にフライトしていました。







岩国に拠点を移す事に成った ”相撲”。 フライトラインには、7機程度が駐機していましたが、徐々に移動ですね。

その他


嘉手納・普天間基地訪問の帰路、那覇空港で話題のジンベイサメの塗装を施したJTAのB737に遭遇、撮影する事が出来ました。基本的には、那覇を本拠地として宮古島や博多等へのトラフィックが多いですが、たまに羽田にもやって来ます。


機体と同色に塗られたプッシュバック車が可愛いです。青色も有りますが、今回はペアーと成ってくれませんでした。

上記の右側の海には、埋め立て船が浮かび、この風景も最後ですね。





サンセット那覇。背景に海が写る風景は、第二滑走路を沖合いに作る工事により、もうすぐ撮れなく成ります。


     END