三沢基地航空祭2011

  はじめにこの期間に台風12号が、四国・近畿地方を直撃し多くの方々がお亡くなりに成りました。
   心からご冥福をお祈りいたします。 また被災にあわれた方々、お見舞い申し上げます。


台風の影響で、和歌山県や奈良県などで土砂崩れなどの被害が相次ぎ、全国でこれまでに24人が死亡、54人が行方不明になっています。(9月5日NHKニュースコラム)

本年の航空祭は、B52とU2のフライバイ、韓国に展開中のF15Eストライクイーグルの展示、及びCVW5機と
岩国UDP中部隊の展示などを期待して9月3日夜豪雨の中、家を出発しました。本年も読売旅行社企画の
バスツアー(バス2泊の弾丸ツアー21000円なり)に参加しました。多少体にはきついのですが、時間と
コストパフォーマンスに優れていると判断しています。

9月4日朝4時56分頃、三沢基地近くのローソン駐車場にて。 このような朝焼け、久しぶりに遭遇しました。
どうも年を取ると夕焼けとか朝焼けとかの黄昏に弱くなります???


5時30分頃の三沢基地正面ゲート風景。 人の事は言えないけど、この時間にゲート前で待つマニアの
方がおられました。

その後、6時50分頃にはこの状態。ゲートにいた軍人が写真を撮ったり、大きな声を張上げて盛り上げたりで
楽しい待ち時間でした。私も周りの方や、三沢商工会の方と楽しい世間話をして開門を待つ事となりました。
開門は予定を早めて、多分7時15分頃だったと思います。その15分後には荷物検査を終えてエプロンに
展開できました。お出かけ前の天気予報では台風12号が東北方面あたりへの予測でしたが、冒頭で紹介したように四国・近畿に
足踏みしたため、秋風と秋雲の美しい快適な一日と成りました。

地上展示・フライトの紹介



9月3日(土)9時半頃、厚木基地を離陸したChippy#400、410の地上展示です。
バックの山並みがすがすがしい雰囲気を伝えてくれます。


厚木基地からは、Lightning#622とWarroad#712が参加していました。


韓国に展開中のF15Eストライクイーグル。三沢では海軍機のChippyより空軍機のEagleのほうが人気があったようです。
人だかりが違いました。

三沢基地所属のF16によるオープニングフライト


デモフライト前の準備

Pacific地区のデモンストレーションチームによるデモフライト前の準備と儀式。


Miss Veedol号
青森県淋代海岸を離陸したクライド・パングボーンヒュー・ハーンドンの乗ったミス・ビードル号は1931年10月5日、ワシントン州ウェナッチ市に着地し、北太平洋を無着陸で横断した最初のパイロットとなった。41時間の飛行であった。パングボーンとハーンドンは1931年のハーモン・トロフィー(その年に最も優れた飛行を行ったパイロットに贈られる賞)を受賞した。(WikiPediaより抜粋)



『がんばろう!東北』のスペシャル塗装機。当日、この#123以外に#105、132が地上展示されていました。


CH47Jによる火災消化デモ。


F2による機動飛行。


本日期待していたB52によるフライバイ。グランピ69のコールサインで飛来。 青空の中、黒煙を吐きながらのアプローチは迫力が
ありましたが、若干高度が高くしたから仰ぐような感じとなりました。サプライズも期待したのですが、そのまま北に方向転換して
グアムにお帰りとなりました。



青空に良く似合うブルーインパルスのエアーショウ。


このページで紹介した画像は、三沢基地航空祭2011の中のごく一部で、デモフライトや地上展示を全て紹介は出来ませんが、
天候に恵まれたすばらしい航空祭でした。ただ期待したU2のフライバイや韓国駐留のF16、A10や岩国にUDP展開している
米海兵隊の参加がなく、ちと残念な所もありました。しかしバス旅行は楽しいもので、今まで見知らぬ方との雑談や航空機に
関するおしゃべりはとても楽しい時間となりました。




航空祭が終り正面ゲートに向って帰宅する風景。ランウエーから結構な距離がありましたが、風が気持ちよく吹いてくれて
汗ぐっしょりになることはなく、快適な一日と成りました。また、機会を見つけて参加したいですね。

おしまい