岩国基地遠征 

    2013年2月19日(火) 〜 2月22日(金)


概要

2月の岩国基地には海兵隊所属の魅力タップリな部隊が展開しており、連日フライトしている等の情報から急遽空路で展開する事にしました。

FA-18D VMFA(AW)242 Bats
FA-18D VMFA(AW)224 Bengals
FA-18C VMFA-122    Nickel
EA-6B VMAQ-4     Hook
AV-8B VMA-513     Night Mare
これだけの機種と部隊が一同に集まっている事は非常にレアーと思われます。

<交通手段・宿泊>
往路 2月19日(火) ANA631 09:15発 − 11時05分着
宿泊 2月19日(火) 〜 2月21日(木) 岩国・亀の井ホテル
復路 2月22日(金) ANA638 18:00発 − 19時30分着

撮影画像紹介

 AV-8B VMA-513 WF NightMares

当該ハリアーは、火曜日から3日間は2機で昼間帯に2フライト、夜帯に1フライトと良く飛んでいましたが、
離陸も高く逆側に捻る為、絵に成りませんでした。また着陸時は、タッチアンドゴーを何度も繰り返していましたが
撮影ミスをしたりで全滅状態が続いていましたが、最終日待望の隊長機#01も含めて合計3機が2フライトして
くれました。両フライトともに低い上がりで500ミリ・フルサイズで撮影しましたが、真横がはみ出してしまう程の
元気で低い上がりを見せてくれました。4日間不振に悩まされましたが、いっきリカバリーが出来てしまいました。






お腹のダークブルーに塗ったプレートに ’AIRFRAMES’, ’1944 - 2015’ 等や、何やら黄色の小さい文字が
書かれています。
また、裏側にはサイン?と思われる記述が多数あり、これはFSDの時何とか接写させて貰いたいです。







22日(金)午後1フライト目の離陸と戻ってきた時のオーバーヘッド・ブレーク。




 EA-6B VMAQ-4     Hook

10年振り位ですかね。岩国に海兵隊所属のEA-6BがUDP配備されるのは。この部隊も日に2フライト程度の動きが
有るのですが、やはり高い離陸と海側への捻りが早い為、マニアが思い描く様なフライトには遭遇出来ませんでした。
その為、タキシングを狙うのですが、20エンドのB5迄来てくれません。全体観で言うと、1割程度がB5迄転がって
くれる様な感じです。#06隊長機について陽炎もなくクリアーな撮影環境の時に降りて来てくれたのが2度程
有りましたが、一度はB4からもう一度は、ANA737が20エンドでウエイトしていた為、やはりB4から戻ってしまいました。







B4からのタキシーウエーを転がる#06。超トリで証拠写真程度ですが、これが精一杯でした。










22日(金)のセクション離陸。南の基地に向かい夕刻に戻って来ました。

 FA-18C VMFA-122    Nickel

先週までは良く飛んでいたとの事ですが、今週はパッタリ。嫌な予感がしていたのですが、金曜日ランチャーを
吊るして南の方に飛んで行きました。今週は移動の準備?でほとんど飛んでくれなかったようです。


昨今の岩国20エンドは、この様な離陸シーンがスタンダードと成っています。これでも程度は良い方かも?



3機いる色付き機の中の#07。


22日(金)午前に合計5機が移動したようです。3機は撮影できましたが到着前に2機上がったとの事です。
上記は、当部隊に一人低い離陸をするパイロットがいると聞いていましたが、どうやらこの方のようです。
斜め前のショットでは、パイロットはこちらを見ていました。この次のショットは急激にライトターン、その後
ハイレートで駆け上って行きました。撮影は500ミリ・フルサイズでギリギリでチョイ・ライトターン仕掛りの
画像です。昨今の岩国事情の中では、なかなかお目に掛かれない離陸シーンとの事です。
残念なのは、午前中逆光である事です。PARの向こう側で撮ることの出来ない岩国は、今後坊主覚悟での
展開と成ると思います。

 FA-18D VMFA(AW)242 Bats

ホームベースのバットもニッケル同様に飛びませんでした。20日(水)にパイロンを付けて南の方に移動する
フライト迄、下記1機がローカル・フライトしてくれただけでした。ニッケル同様に嫌な予感がしていました。
バットは、WA#13を除いてほぼ全機が南の方へ移動した?ようです。
そう、今回WA#13は全く姿を見せてくれませんでした。ちと残念ですが、次回へのお楽しみとします。





 FA-18D VMFA(AW)224 Bengals

タイ国で行なわれていた演習が終わっていたので、22日(金)の帰還を期待していたのですが、残念ながら
はずれでした。そんなに都合良くは行かないですよね。下記は前回12月に展開した時、グアム演習から
戻ってきたベンガル#00隊長機です。タイトルがあるのに何もないのは寂しいので載せました。

 その他

今回大型機に恵まれました。いずれもお初でした。特にEverGreenの塗装にはビックリです。


嘉手納と往復していたEverGreenのB747。


太平洋を越えてやって来たアトラスB747。


金曜日の定期便、オムニのB767。


相撲#066。何度か来ていると思われるお相撲さん。02側から着陸してB04を入ってきたのですが、
タキシーウエーを間違えて20エンド迄、しばし停まっていましたが、Uターンして戻って行きました。






20タキシーウエーから離陸して来たスターリオン。真っ直ぐ向かって来る姿は、迫力ありました。
今回のお気に入りの一つと成りました。


20エンドでホバリング訓練をしていました。その場所でのフライトは極めて珍しいのだそうです。


3機のハリアーがオーバーヘッドで戻って来た同タイミングに、厚木よりEA-18Gグラウラー#505が飛来。
ハリアーは、2機がハリアーパットへ、1機がランウエーへ降りました。ハリアーの転がりを期待しましたが、
グラウラーのおかげで期待はずれと成りました。地元の方は、グラウラーがB5に来る事を期待していましたが
B4で残念な結果と成りました。ちなみに、昨日も#500のグラウラーが飛来して低空フライパスを行ないました。
着陸はしませんでしたが、低かった為、地元の方は大喜びでした。#505は、翌日の23日(土)15時30分頃に
厚木に戻って来ました。


22日(金)夕刻、南の方から戻って来た、EverGreenのB747。



 アラカルト



広島港近く、広川さんのご実家近くのラーメン店 ’きくま’ の広島ラーメンに初日連れて行ってくれました。
この一品とおにぎりしかメニューは有りません。美味しかったです。


岩国にも、こんなに美味しい魚を食べさせてくれる店が有りました。次回から御ひいきにします。



’のどぐろ’ と言うのだそうです。高級魚で扱っている店は少ないそうです。








木曜日の夜、送り返す荷作りもある為、近くの大阪王将で ’酢豚定食’、やはり多すぎかな。

 補足


22日(金)、撤収時間が迫る頃ハリアー#02が何度も低いタッチアンドゴーを繰り返す中、後ろ髪を引かれる想いを
引きずるながら、河辺さんに空港ゲート迄送っていただきました。その直後、ANAよりメールが入り18時発の便が
一時間遅れる連絡が入りました。何でも羽田空港のシステム・ダウンで航空機の発着が出来ずに遅れたとの事。
もっと早く分かっていれば、エンドにもう少し粘りたかった。空港送迎デッキから、ハリアーが盛んにタッチアンドゴー
を繰り返すのを見る羽目と成りました。そして、19時10分搭乗案内の時、遅れたお詫びとして夕食代と言う名目で
金一袋を頂きました。こんな事をしてくれるのですね。初めてです。167人乗りで満席だったので、16万7千円の
出費になる訳ですが、約10人分の航空運賃が吹っ飛んだ事に成ります。まあ、悪い気はしないですね。



亀の井ホテルのRoom#836から見た岩国の夜明け。



今回導入した新兵器、ミラーレス’Nikon 1 V2 + Adaptor’。 500ミリF4に取り付けて、1350ミリで撮影。
陽炎が出ている為、実力は良く分かりませんが、どうなるか楽しみです。


22日(金)16時58分頃、撤収前の岩国20エンドの様子。



頑張れ、岩国商業!!