岩国訪問レポート

2016年01月07日(木) 〜 01月13日(水) 

従来からいつ行くかタイミングを見ていましたが6日の厚木エンドの午後、そろそろUDP配備中のチェックの帰国X-Dayが近く成り、その準備フライトが有りそうだ。と言う情報を頂き、急遽岩国行きを決めました。そして、その日の20時に自宅に集合してもらい出発。東名高速800キロ強のドライブは、ほとんど休憩無しでドライバー交代しながら、自分達の経験では過去最高の9時間半で岩国へ着く事が出来ました。岩国駅前のホットモットで朝食と昼食を購入。眺めると岩国駅が改装する様で工事が入っていました。こうしてスタートした岩国滞在は、当初土曜日の夜には帰る予定でしたが、現在岩国配備の全部隊(FA18Dがバット、ベンガル、FA18C,FA18A+がチェック、EA6Bがムーンドッグ、AV8Bがブラックシープ、KC130が相撲など、その他海自のP3、UH1 & 2、MH53、MH101等)が集結している状況は年間でも多くない事から3泊の延長を決めて13日の朝方4時半に帰宅する迄、岩国フライトを満喫させて頂きました。多くの地元マニアさんにもお会いする事が出来、東西交流も計れました。エンドでは色々な情報を頂き滞在期間中をより楽しく過ごす事が出来ました。お忙しい中、お相手をして頂き有難う御座いました。
01月07日(木)


岩国基地エンドに6時42分に到着。日の出にはまだまだ時間を要しますが、暗闇の中で携帯ランプを頼りに朝食を採りました。ホットモットで調達した肉入り野菜炒め弁当とトン汁。下記画像は、三ヶ月と右下は金星です。



11時53分頃、サソリ2機(#540,541)が飛来。


岩国常連のP8Aポセイドン#431。


低い上がりの途上、鳥が目に入ったか、此方にバンクした後にハイレートクライムしたベンガル#03。


タイトなセクション上り。


尾翼が黒塗りされていました。ベンガル#01隊長機が出現するかも?




16時23分頃、ブラックシープの隊長機。斜陽が下回りを照らして綺麗でした。



本日動きのなかったチェック、日没間際にシングルのクリアランスが。。本日のハイライト、この機体が撮りたくてやって来ました。皆様のご支援には感謝です。17時半の02上がりで厳しい撮影条件でしたが、機材の性能で救われました。まずは、撮れたと言う事で大満足。来た甲斐が有りました。夜は、皆で乾杯しました。

01月08日(金)

昨日同様にホットモットで昼食を購入して、8時にはエンドにスタンバイしました。何と岩国エンドはこの時期としては大変珍しく朝から20運用と成っていました。


8時半頃、2機のUH-1Aが揃ってフライトしました。この様なシーンを撮れるのも長くは有りません。




そして、そして待望のチェック フライトofフォーが.....。急ぎ機材を用意して撮影ポイントに走りました。チェック#200が含まれている事を願いながら、迫り来る4機のタキシングをじっと待つ中で先頭の機体が回った瞬間、ドキドキが爆発でした。その場にいた地元マニアさんと’ヤッター’と喜び合いながら夢中でシャッターを切りました。こんな事が有って良いのか?、一年分の幸運を一気に使い果たした感がありました。当日は、その他のフライトも多く、レンズを支える左手がヘタリ気味に成る充実の一日を過ごさせて頂きました。



















































P8Aポセイドン。岩国定番らしく遠征期間中には #430,431,435,438 の飛来が有りました。



ベンガル#02、着陸時タイヤがバーストしてしまいました。



綺麗な夕焼け、大満足の一日でした。


<追伸>木曜日からCVW5所属部隊は、全くフライトを行なっていない様で、厚木エンドから聞こえて来る情報は、何故だと言う疑問のメッセージでした。

01月09日(土)

昨日までの状況から本日はテストフライトあるのでは?と言うモチベーションと、今回の目的(チェック#200撮影)が昨日達成出来た事の気持ちのゆとりでノンビリと過ごす事が出来ました。


砂の堆積で浅くなった航路の土砂をさらっては何処かに持って行きました。


嘉手納基地に移動するのでは?と言った憶測があるブラックシープ#01隊長機は、テストフライトの様でした。



岩国にUDP配備の為飛来した時からハンガーに入り姿を見せる事の無かったチェック#201が、午前中に機体を洗っていました。昨日辺りでしたか、テント内ではエンジンテストを繰り返しており、帰国に帳尻を合わせる為?急ピッチで整備が進んでいるようです。


定期便のオムニ。


昨日厚木基地でオーバーナイトしたムーンドッグ2機の内、1機が戻って来ました。他の1機も含めて極低空離陸を行なった様で、通常の定位置で撮影したかたは全て撃沈だったようです。金曜日のローカルフライト(編隊離陸)と土曜日のシングル離陸2度の機会を全て撮れなかった方もおられると聞いています。




チェック#205のRWY02離陸。岩国エンドでも低い離陸が有りました。





待望のチェック#201がテストフライトを行ないました。RWY02エンドで何度もエンジンのパワーアップ・ダウンを繰り返していましたが、無事に離陸してくれました。元気な上がりで、見た目は順調そうでした。



01月10日(日)

温かな一日で、エンドで日向ぼっこ。確か、マジック1機が上がった事は記憶していますが、その他厚木からクロカンに出かけたムーンドッグの帰還を待ちましたが、夜に戻って来たそうです。と言う事で特にトピックスは有りません。


のどかな岩国RWY20エンド。

01月11日(月)

月曜日は稼動開始が遅く成る傾向が有りますが、ご他聞にもれず11時半前後と成りました。その頃からRWY20運用に成り期待が拡がりました。が、ぬか喜びで13時半ごろにはRWY02運用に戻されてしまいました。この間にバット4機、ムーンドッグ2機、ハリアー4機(嘉手納行き)が上がりましたが、RWY20での着陸は撮れずしまいでした。タキシングは、ご存知の陽炎に全滅させられました。


引き潮で干潟が現れた河口付近。


もうすぐ故郷のBeaufortに旅立ちですね。

チェック#200は洗車場に。ほとんど飛ぶ事なく整備していましたが、仕上がり状況は良さそうです。


RWY20運用唯一の着陸。定番P8Aポセイドンのタッチアンドゴー。


何やらぶら下げ物を懸架してタキシング中のバット#01と#09。


14時半過ぎに、チェック#200,204,206,207,203の5機が離陸、残念ながら全て逆に捻られてしまいました。富士山方面のフォトセッションだったようですが、2時間半のロングフライトで、降りてきた時は厳しい撮影条件でした。













明日の天気は大丈夫か? 夕刻、綺麗な彩雲が出ていました。

01月12日(火)

チェックの後継UDP配備部隊のトランスパック等も内心は期待していましたが、余り欲張る事をしないで楽しみを取って置こうと言う事になり、本日夕刻で切り上げる事としました。夕刻にはチェック#200と201のゴールデンコンビの派手なフライトも有り、岩国を充分楽しませて頂きました。


お手振りPさん、サンキュウ。







千歳基地で空自と訓練を行なう為にベンガル5機(#00,04,02,15,11)が13時過ぎに離陸して行きました。









嘉手納に移動した#04が飛来。#03とローカルを行なった後、再び嘉手納に移動しました。









アトラスエアーのチャーター便。


視界が良くて、遠く広島の町並みが見えていました。












光のイタズラ、アンジレーションが綺麗。




16時37分、チェック#200がタキシーアウト。視認できて、うれしい瞬間です。その後、#201も続く大判振る舞い。

16時38分頃、チェック#200,201のゴールデンコンビがタキシーアウト。RWY02に向かって行きます。


部隊のテント辺りまでは真っ直ぐ来ましたが、その後に急ターンしてハイレートクライム。



その後、海上でハイレートクライム。





チェック#201は低く抑えてエンド近くまで来てくれました。





17時20分頃、RWY02より着陸するチェック#200,201。多分、岩国で最後のローカルフライトと成るのではと思いました。




夕刻16時頃、遠くの山間部は時雨ているようでした。雲間から差し込む西日が神々しかったです。

今回の岩国、RWY20の運用、チェック#200,201の撮影、ベンガルの千歳移動、ブラックシープの嘉手納移動など、多くのイベントに遭遇出来た一週間と成り、本年のツキを全て使い尽くした感が有ります。この様なGoodTimingにお誘いしてくれた岩国の友人達に感謝致します。

17時30分にエンドを後にして帰宅の途に着きました。大竹インターまで渋滞にはまり1時間を費やしましたが、その後は順調で朝方4時半には帰宅できました。

<追伸>岩国マニアさんからの情報では、チェック部隊は、15日の06:30に6機が帰国の途に着いたとの事。約12000キロの旅と成りますが、無事故郷のBeaufortに帰れる事を祈っています。残りは、2機です。尚、交代のUDP配備部隊は、Black Knights で、14日に5機が到着したとの事です。残りは何時に成る事やら?ですかね。厚木に飛来してくれるのを、首を長くしてお待ちます。

Report END